大型補助金「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業」がまもなく公募開始

10月11日に平成28年度2次補正予算が参院本会議で可決、成立しました。この成立を受けて、今年2回目となる「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業」の公募が始まります。

10月中~下旬に事務局の決定、11月の初旬には公募開始となりそうです。

その前に、8月24日に公募締切だった平成27年度補正予算「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」(2次公募)の採択発表がありますが、これは全国で100件と超狭き門ですので、申請された企業様も宝くじ程度の期待しか持っていらっしゃらないことでしょう。

28年度2次補正の方では、事前資料には採択予定6000件と記載されていますので、前記の2次公募でダメだったとしても、同じ計画で再度チャレンジされると良いのではないでしょうか。

28年度2次補正では、またもや3千万円コースが設定されています。27年度補正の時は「高度生産性向上型」という名称でしたが、今回は「第四次産業革命型」と命名されています。

第4次産業革命とは、すなわちIoT、ビッグデータ、ロボット、人工知能を意味するとお考えください。

この文脈で予想すると、今春の27年度補正の時はIoTに関係なくても導入する設備が最新機種であればOKという感じでしたが、今回の3千万円コースは文字通りIoTやAIを活用した取組みを支援しようという意図が強くなっているように思います。

詳細は公募要領が出てからということにはなるのですが、どこの企業も忙しい年末年始の時期に重なるため、できる準備は今からしておくというのが採択を勝ち取る第一歩と言えます。

以前のブログで紹介した経営力向上計画の認定申請は、上記の補助金の加点ポイントになりますので、是非前倒しで進めておきましょう。