「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業」申請支援を終えて
平成28年度2次補正予算の「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業」の申請受付が1月17日(電子申請は18日)に締切となりました。年末年始を挟んだということもあって、申請された事業者の方は、落ち着かない正月を過ごされたのではないでしょうか。私も今回は4社程度のご支援をさせていただきましたが、計画策定の詰めが年末年始にかかるケースが多く、あまり休んだ気がしない正月となりました。ご支援させていただいた企業様には、何とか採択に至ってほしいと祈るばかりです。
ちなみに、あくまで自分の周りの支援者の雰囲気から感じる印象だけで言うと、今回は今までよりも申請数が減っているのではないかという感じもします。経営力向上計画の認定を受けていることが加点項目となっていたため、ものづくり補助金の事業計画と併せて経営力向上計画の策定をされた企業様も多かったと思いますが、内容的にはある程度流用できるとはいえ、計画書を2つ作成するという点がハードルになったのかもしれません。
というわけで、申請数が本当に減少しているなら、意外に採択率が高くなるかもという期待も出てくるわけですが、実際のところはどうでしょうか。補助金はあくまで「補助」であり、重要なのは戦略ですから、補助金が採択されようがされまいが戦略実現のために必要な投資の実行自体がブレるものではないとはいえ、良い結果を期待したいところです。