ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の採択発表

昨日、平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の採択結果が発表されました。今回は全国で14,927件の応募に対して採択は7,468件となり、採択率は約50%でしたが、当社が認定支援機関としてご支援させていただいた企業様が2社とも採択に至りました。この他、金融機関様の支援先としてご協力させていただいた案件も採択され、計3社様の前向きなチャレンジに貢献できたことを非常に嬉しく思います。

平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の採択結果等について(全国中小企業団体中央会のページ)

なお、本補助金は2次公募が予定されています。今回の予算規模は大体800億円程度だったと思いますが、今回採択の7,468者の補助額がすべて1,000万円ということは常識的に考えてありえないため、2次公募分としてもまだそこそこの予算が残っていると考えられます。ちなみに昨年の例では、予算は1000億規模で今年よりも大型でしたが1次公募で9,518者、2次公募では2,471者の採択となっていました。ここから類推すると、今年の2次公募も2,000者くらいはありそうな気がします。

問題は事業実施期間であり、昨年の2次公募では交付決定手続きや年末年始を考慮すると実質的には2か月程度の時間しか使えませんでした。したがって、受注生産型の設備では製造が間に合わないと思われるため、既製品を導入して生産性向上を図れる取組みであればトライする価値はありそうです。